空気。どこにでもある存在ですが、ビル内の空気は行政の指導により、人が暮らす環境に望ましい空気としての細かい基準が設けられています。
ほこり・タバコの灰・燃料・車の排気ガスなどから発生する浮遊粉塵や、一酸化炭素・炭酸ガスなどの人体にとって有害な物質から、温度・湿度・気流にいたるまで、人が生活するうえで適したビル内の空気が規定されており、ビルの空気環境専門技術者に管理されることが望ましいというわけです。
それは空気だけでなく、水についても同じです。給水の水質基準から排水に関する設備の補修および清掃などについて細かい基準値が設定され、公共の水道水であっても、ビルの貯水槽に集められた水については、ビルの所有管理者によって飲料水としての基準を満たしているかどうかを検査・維持することが義務づけられています。
また、排水や汚水は衛生害虫や悪臭などの発生の原因になりやすいことから、設備の補修と掃除を定期的に行うことが定められています。
ビル環境の管理維持にあたるのは、「建築物環境衛生管理技術者」とよばれる専門技術者で、建築物環境衛生管理基準にのっとり、必要な検査や維持管理業務を行います。
この建築物環境衛生管理技術者は、厚生労働大臣が指定した講座を受講するか、もしくは国家試験に合格することでその資格を得ます。弊社はこうした技術者を多く養成・育成し、実務にあたらせています。
衛生的かつ快適なビル環境の管理維持は、専門的な知識と豊富な経験をもつ専門業者におまかせいただくのが最適です。その点で私どもは絶対の自信をもっております。
また、「エコロジー時代」の流れを受けて、環境衛生基準そのものが年々厳しくなっています。建物が造られた時代には想像もされなかった基準が設定されるケースも少なくありません。そうした変化への対応も弊社の得意とするところです。常に最新の情報と機器や資材、それらを支える確かな技術をお約束いたします。
弊社のモットーである、「誠意」「迅速」「確実」なサービスで、お客様の大切な財産であるビルの環境をお守りいたします。